制限改訂(2016/04/01~) について

今回はレシピやデッキについてではなく、改訂について少し思ったことがあるのでその方面で書いていきます。
なお、改訂内容は知っているものとして書いていますのであしからず。

今回の改訂では環境トップの【EM竜剣士】、二番手として【彼岸】、三番手の【帝】、そしてさらに【インフェルノイド】にまで厳しい制限が課せられ、主要パーツやエンジンが奪われたため動きが大きく難しくなることとなりました。特にEM竜剣士についてはデッキの3割がなくなり、形にならなくなっています。
こうして前回の改訂とは大きく変え、大幅かつ大規模なものとなりました。
ここから考えられる仮説として、制限改訂の目論見は変わっていないのではないか、ということです。


前回の改訂はルーラー、ヒグルミ、ダメージジャグラーの禁止のみ行われ、その前の改訂では慧眼、シュリット、シャドーミストの制限とともにプトレマイオスとノーデンが禁止。その前になると今度は改訂なし、という風になります。

9期に入る少し前に改訂の回数が年4回と増えましたが、実際大規模に改訂するのは従来通りに2回であり、増えた2回はいわゆる緊急改訂のようなものなのではないか、と考えています。パックが発売され続け、カードプールの増加の速度があまりに早くなるため、調整ミスを疑うようなカードが多く発売されることもあり、それらが長く環境にいないよう、追加された二回でそれを最低限抑止し、ゲームの健全化を少しでもはかろうとしている、と。
そうでなければおそらくですが、年明けから今までEMEmがさらにのさばり続けていたということになります。
そういったことを最低限のラインで防ぐための前回の改訂であり、それが見受けられなかったのが2015/7月改訂となります。
ということから、今回の改訂で大規模に規制したことから、次回の改訂はおそらく緩め、もしくは著しくゲームを不健全にするカードを最低限規制するのみではないか、と考えています。

仮説通りにいくとは考えにくいですが、頭の端にいれておくと改訂の誤情報やデマに惑わされることも少なくてすむのかもしれません。